愛知県中央信組の鈴木さんの裁判で安全配慮が十分であればうつ病には発展しなかったと医師が証言
愛知県中央信用組合に勤務する鈴木俊之さん(金融ユニオン組合員)は、次長として長時間労働や休日勤務を続け、うつ病を悪化させ、2年間休職後に職場復帰をしました。鈴木さんは労働災害の業務上認定を求めて名古屋地裁に提訴してたたかっています。また、復職時の降格・減給を不当として信用組合に賃金差額の請求を要求していましたが、これに対して、信用組合は差額を支払う必要はないとして名古屋地裁岡崎支部に「債務不存在確認請求」事件として提訴し、組合と争っています。
7月31日に名古屋地裁岡崎支部で行われた証人尋問で、鈴木さん側証人の阿部医師(元中央労働災害防止協会員で、現在は労働衛生相談所所長)は、鈴木さんが西端支店勤務時に心因性メニエル症候群で入院し、1ヶ月近く休んだ後に安城支店に異動になったことについて、異動後に預金役席に配置変えされ融資業務を追加され、支店長の異動、人員削減などで業務量がしたことで、業務によるストレスが病気を悪化させうつ病に移行したと証言。こうした復職時には、転勤、異動、仕事の量について相当の配慮が必要であるが、これについて信用組合が産業医に相談した形跡が無く労働者に対する安全配慮義務が無かった、配慮が十分であればうつ病には発展しなかったと証言しました。次回裁判のチラシをアップします。(2013年10月17日up)
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愛知県中央信組で労災裁判の裁判のチラシ(2013年10月17日up)
交流のひろば
愛知県中央信組の労災裁判の裁判のチラシ
「協同組合のこれからを考えるシンポジウム」のお知らせ第2バージョン
すでにお知らせしました「協同組合のこれからを考えるシンポジウム」。パネリストに「ゆうき青森農協」代表理事組合長の大関政敏さん、コーディネーターに日本大学生物資源科学部の高橋巌教授がの参加が決まりました。お知らせの第2バージョンをアップします。。(2013年10月15日up)
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「協同組合のこれからを考えるシンポジウム」のお知らせ第2バージョン
協同金融研究会第113回定例研究会のお知らせ
協同金融研究会では11月21日(木曜日)に、定例研究会を開催し、城南信用金庫の吉原理事長から「信用金庫の経営について」をテーマに講演を受けます。このホームページで「銀行9条の会」でも吉原理事長の講演を予定していることを紹介しています。「銀行9条の会」での講演のテーマは原発問題で、こちらは信用金庫の経営についててす。お知らせと参加申込書をアップします。(2013年10月4日up)
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協同金融研究会第113回定例研究会のお知らせ・参加申込書
「協同組合のこれからを考えるシンポジウム」のお知らせ
農業・農協問題研究所は、11月14日木曜日に「協同組合のこれからを考えるシンポジウム」を開催します。副題を「TPP参加、規制改革の中でなにが問われているのか」として、東京池袋のコア・いけぶくろ(豊島区民センター)6階の文化ホールで開催されます。
TPP交渉の中で共済事業への規制が強まり「成長戦略」の中で協同組合の見直しの議論。協同組合の在り方が問われます。
お知らせをアップします。(2013年9月24日up)
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「協同組合のこれからを考えるシンポジウム」のお知らせ
銀行9条の会 講演会のお知らせ
憲法の解釈改憲による集団自衛権の容認強行、TPP参加、労働規制の緩和、原発再稼働など安部政権の進めようとしている平和と国民生活切捨ての政策に、立場の違いを超えて一致できる一点での共同行動の取り組みを拡大することが求められています。日本の平和憲法を守るために活動している銀行9条の会は10月20日(日曜日)、東京のエデュカス東京(最寄駅JR市ヶ谷駅)で、城南信用金庫の吉原毅理事長を招いて「原発に頼らない社会をめざして」をテーマに講演会を開催します。信用金庫の原点回帰」をめざして城南信用金庫の理事長に就任された吉原氏のことは、協同金融研究会が今年の3月に出した提言「協同組織金融の役割発揮のために」の中でも紹介されていました。吉原氏は、脱原発を掲げて積極的に発言し、原発再稼働を進めようとする日本の財界を厳しく批判しています。原発反対の一点で共同をを広げる取り組みとして、ぜひご参加ください。銀行9条の会のお知らせチラシをアップします。(2013年9月21日up)
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銀行9条の会 講演会のお知らせ チラシ表
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銀行9条の会 講演会のお知らせ チラシ裏
多重債務被害 武富士裁判 傍聴の呼びかけ
会社更生中の大手消費者金融、武富士。同社を支配していた創業家(武井家)に対し、約2800人の元顧客らが全国17地方裁判所1支部において、役員責任に基づく損害賠償請求訴訟を闘っています。東京地裁民事第4部において、8月30日、創業者・武井保雄氏の二男にして、武井家の承継者、そして会社更生申立時の代表取締役であった、武井健晃氏の被告本人尋問が実施されることとなりました。武富士の責任を追及する全国会議から裁判傍聴の呼びかけが来ましたのでアップします。
日時は 8月30日(金)午後1時40分から
場所は 東京地方裁判所 1階 103号法廷(2013年8月26日up)
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多重債務被害 武富士裁判 傍聴の呼びかけ
協同金融研究会第112回定例研究会のお知らせ
協同金融研究会第112回定例研究会
開催日:2013年9月13日(金)午後6時30分~8時30分
テーマ:TPPが日本の地域社会・経済に与える影響を考える
報告者:岡田 知弘 氏(京都大学経済学部教授)
会 場:プラザエフ(主婦会館)5階「会議室」
のお知らせと参加申込書をアップします。(2013年8月21日up)
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協同金融研究会 第112回定例研究会開催のお知らせ
協同金融研究会第111回研究会のお知らせ
協同金融研究会第111回定例研究会
「信用金庫破たんの教訓」
のお知らせと参加申込書をアップします。(2013年7月1日up)
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協同金融研究会第111回定例研究会のお知らせ
協同金融研究会が「ソーシャルメディアと協同金融」をテーマに定例研究会を開催
協同金融研究会が第110回定例研究会を5月17日に開催します。同日合わせて2013年度総会を開催。お知らせをアップします。(2013年5月1日up)
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協同金融研究会第110回定例研究会と2013年度総会のお知らせ
労働総研が提言を刊行 5月11日にシンポジウム開催
労働運動総合研究所(労働総研)は政策提言「人間的な労働と生活の新たな構築をめざして」をまとめる取り組んでいます。そのプロジェクト最終報告が正式にまとまり、単行本『ディーセントワークの実現を――暴走する新自由主義との対抗戦略』(労働運動総合研究所編、新日本出版社、定価1200円)として発表します。労働総研は「『提言』の目的は、『労働と生活を、日本国憲法が保障するレベルに近づけ、世界の労働者と連帯してILO(国際労働機関)が提起するディーセントワーク(人間らしく働きがいのある仕事と生活)に近づける」ことにあるとしています。「安倍政権が登場し、“雇用破壊”と“社会保障破壊”の攻撃がこれまで以上に強まるなかで、本提言は、大きな意義をもつ」としています。
また「この提言の内容を広く労働者・労働組合の方々に知っていただきたい」とシンポジウムを5月11日に予定しています。(2013年4月23日up)
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労働総研が提言を刊行 5月11日にシンポジウム開催