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コラム 「私と読書」 中田金四郎

今年の直木賞は銀行員出身の池井戸潤氏だった。以前、金融労連東京地連の山口氏から池井戸潤の作品は職場の実態が描かれていて共感できると紹介されて同氏の作品をいくつか読んでいた。職場の現実、実感が興味津々の物語展開と組み合わされ素直に読み進めることができた。池井戸氏の受賞のニュースに、同じ銀行員出身の作家江上剛氏を思い出した。江上剛氏を紹介してくれたのは同じ支店で勤務したことのある中田金四郎さんだった。立場は違っても、銀行のあり方や仕事のあり方で、おかしいものはおかしいと認識される。そんな金融や職場の問題を具体的に考える上で一読の価値があります。(2011年12月28日up)

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「多重債務・貧困対策NEWS」24

「多重債務・貧困対策NEWS」を転載します。今回は日弁連の声明「生活保護史上最多も いまだ低捕捉 一層の活用を」、同「被災地における生活保護打切り問題の是正を」などが紹介されています。(2011年11月21日up)
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「多重債務・貧困対策NEWS」23

「多重債務・貧困対策NEWS」を転載します。今回は日弁連の「賃借人居住安定化法案(追い出し屋規制法案)の早期制定を求める会長声明」や11月1日開催予定の「有期労働契約法制シンポジウム」~労働政策審議会の中間的整理について有期労働契約法制の今後のあり方を考える~などが紹介されています。(2011年10月15日up)
「多重債務・貧困対策NEWS」23


「協同金融研究会(第103回)のお知らせ

信用金庫や信用組合、労働金庫など協同組織金融機関の経営のあり方などを研究している「協同金融研究会」では定例的に研究会を開催しています。次回研究会は11月24日(木)午後6時30分~8時30分から「欧州の金融危機と日本への影響(仮題)」をテーマに行われます。報告者は高田太久吉先生です。会場など研究会開催のお知らせは下をクリックしてください。(2011年11月12日up)
協同金融研究会(第103回)のお知らせ
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インド全土で銀行労働者が終日スト突入

 国立・公有銀行が大きなシェアを持つインドで、銀行労働者が全国的な規模で終日ストライキを行っています。現地インドのメディアや海外メディアから概略を紹介します。
 また関連して、当ホームページの論文紹介のコーナーに、昨年(2010年)7月末に金融労連(全国金融労働組合連合会)を訪問したインド銀行従業員連盟のプラディプ・ビスワス書記長によるインドの銀行労働者のたたかいについてのコメント「90%国有・公有の銀行システムの維持・充実に取り組むインドの銀行労働運動」(『金融労働調査時報』2010年8月号No708)掲載を掲載します。

インド全土で銀行労働者が終日スト突入
2011年11月3日up
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90%国有・公有の銀行システムの維持・充実に取り組むインドの銀行労働

このレポートは『金融労働調査時報』2010年8月号No708に掲載されたものです。2010年7月末に金融労連本部を訪問したインド銀行従業員連盟のプラディブ・ビスワス書記長は、懇談の中でインドの銀行労働者のたたかいの歴史と、国有・公有システムを中心とする銀行システムの意義、経済のグローバル化の下で新自由主義による規制緩和とたたかうインドの銀行労働者の運動を詳しく解説しました。銀行システムを公的管理の下に置くことで、リーマンショック以降の世界的な金融危機にあっても、欧米金融機関のような深刻な影響を受けることがなかったことや、零細農民など経済的に弱い階層に一定枠の低利融資を義務付けるシステムが、食糧自給の実現などをもたらしていることは経済と金融のあり方を考える上で重要な示唆に富むものです。
2011年11月3日up
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研究会報告 東日本大震災における金融問題

報告者:鳥畑与一(静岡大学教授)
この報告は2011年6月18日に開催された研究会報告の音声データを文章化したものです。
東日本大震災と福島原発事故は日本の経済のあり方を大きく問い直しています。鳥畑教授は船橋信金が破綻したときなど金融危機に際しては当該金融機関労働者の聞き取りを行い、多重債務問題では高金利規制に取り組む日弁連のシンポジウムで金融論の視点から分析・解説するなど、次々と派生する現実問題を現場の労働者や当事者から直接情報を取り入れ、専門家としてあるべき姿を提起する研究スタイルを一貫して追求されています。東日本大震災に当たっても被災現地を訪れて現場の声を聞き、被災地の地域金融機関や協同組織金融機関の経営データを分析されています。
2011年10月30日up
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「多重債務・貧困対策NEWS」22

「多重債務・貧困対策NEWS」22を転載します。10月16日(日)の「反貧困世直し大集会」他のお知らせが紹介されています。(2011年10月12日up)
貧困対策ニュース22 2011 10 9


「協同金融研究会のお知らせ」の紹介文

信用金庫や信用組合、労働金庫など協同組織金融機関の経営のあり方などを研究している「協同金融研究会」では定例的に研究会を開催しています。次回研究会は10月3日(月)午後6時30分~8時30分から、「大規模災害の復興対応と地域(財政)運営~東日本大震災への公的支援のあり方~」をテーマに行われます。渡部 喜智 氏(農林中金総合研究所 理事研究員)空報告を受けます。会場など研究会開催のお知らせは下をクリックしてください。(2011年9月23日up)
協同金融研究会(第102回)のお知らせ


「多重債務・貧困対策NEWS」21

「多重債務・貧困対策NEWS」21を転載します。武富士の会社更生手続きの問題点を各地の弁護士会の指摘を紹介しています。(2011年9月23日up)
貧困対策NEWS21 2011 9 23