7月29日(日)、東京法律事務所の上条貞夫弁護士(東京憲法会議幹事長)は、東京目黒区の目黒革新懇で大阪の橋下市長と大阪維新の会の危険な動きについて講演を行い『ファシズムの目は双葉の芽のうちに摘み取らなければならない』と訴えました。 「橋下ファシズム―いまが大事」のテーマで行った講演で、上条弁護士は、大阪維新の会が大阪府議会で過半数を獲得し、大阪市議会で第1党となり、大阪市の全職員に「組合活動に参加したことがあるか」などのアンケートを業務命令によって行ったことを「驕りに走った跳ね上がり あからさまな本音の実行」と批判。 同時に、こうした橋下氏の人権無視の行動に対して、橋下氏も属する大阪弁護士会や日本弁護士連合会が即座に抗議声明をあげ、大阪府労働委員会が中止勧告を行ったなど、橋下氏が予想しなかった社会的批判が急速に広がったことも確認。 橋下流の宣伝の手法として「大阪を変える」「既存の政治勢力はアテにならない」など単純な言葉を繰り返し、いきなり感性に訴えることを指摘。上条弁護士自身が受けた軍国主義教育の体験や、ドイツの友人から送られた資料を基に、ファシズムを経験したドイツ市民の体験と証言を使って詳しく解説しました。また、ナチスがドイツ国会選挙で躍進して196議席を獲得した1932年に、社会民主党が121議席、ドイツ共産党が100議席得ていたにも関わらず、反ファシズムで統一闘争を組むことができず、ファシズムの進出を阻止できなかったなどの事実をも紹介。橋下ファシズムの危険性に対するたたかいの重要性を訴えました。(2012年8月26日up) 表示・ダウンロード: 「橋下ファシズムとナチス―いまが大事」上条貞夫弁護士講演レジュメ
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